創価大学教育学会

創価大学教育学会>書庫>2008年第7回大会ラウンドテーブル抄録
ラウンドテーブル6/教室B404

教育現場における特別支援教育を巡る課題
-若手教員の立場から-

提案者・司会者 長島明純(創価大学教職大学院)
指定討論者 高野久美子(創価大学教育学部)

 障害の有無に関わらず、すべての子どもを対象にして、一人ひとりの特別な教育的ニーズに応じた教育を行うべきであるとする、教育的な原則が、世界的な潮流となり、日本でも、児童生徒の一人ひとりのニーズに応じて適切な教育的支援を行う「特別支援教育」の推進が図られています。しかしその推進には、多くの課題があります。その一つが、学校は現在、教員の大量退職時代を迎えており、この「特別支援教育」を実質的に担っているのが、教員としての経験が多くはない若い先生方だという状況です。
 本ラウンドテーブルでは、特別支援教育に何らかの形で関わっておられる若い先生から、どのような考えや思いで教育に向かわれているのかお聞ききしながら、参加者全員で意見を交換したいと考えています。実際的な課題に対応する上で有効だと思われる視点など示しながら、若い先生方に元気と希望を送れるラウンドテーブルにできればと願っております。

キーワード:「若手教員」「教育的支援」「視点」